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昨日は予定通り、ミュージカル『The Game of Love ~恋のたわむれ~』を観てきました。
久しぶりの岡さんの歌声にしびれた!
博多座『ミス・サイゴン』から2カ月。
何だかとっても久しぶりな気がしました。
ロマンチック・コメディ・ミュージカルとの言葉どおり、小さな舞台と最小限の舞台装置にもかかわらず、とてもロマンチックな世界観が展開されていました。
その中で、魅力的な女性が入れ替わり立ち替わり舞台を彩り、時に切なく、時に悲しく、時に滑稽で、時に恐ろしく…(((( ;゚Д゚))))ガクブル
女性陣はさすがに歌が素晴らしくて、安心してみていられました。
音外れや声の裏返りなどを全く気にせずに見られるというのは、想像以上に安心感があって芝居に集中できるんですねぇ…。
改めて思った次第です。
言葉のやり取りも、チェロやバイオリンなどの生の音も、オッフェンバックの音楽も、軽妙で軽やかで優しく上品。
衣装も煌びやかで美しく、皆さんの身のこなしの美しさに映える!
姿勢の良さは2割増って、本当だわ…と下世話なことを考えてみたり。
岡幸二郎さんのアナトールが、実に誠実で不誠実で、美しいのに醜くて良かった。
恋に恋し、その恋に裏切られ慰められ、翻弄され焦がれる優男。
そしてそれをひきたてたりフォローしたり災難を被ったり、何かと大変だけれど、存在感のあるストーリーテラーのマックス・今井清隆さん。
フランツ・日比野啓一さんの大げさな動きが、妙にツボにはまって楽しかった。
そして流石の貫録のイローナ・寿ひずるさんが、この芝居のなにもかもすべてを掻っ攫って行った感じでしたね。
彼女のためにこの舞台はあったと言っていいかもしれない(笑
たくさん笑って、ちょっぴり憂いを感じる素敵な舞台でした。