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今日は『博多座演劇講座5』へ参加するため、博多座へ行きました。
あの熱かった『ミス・サイゴン』千穐楽より一週間…。
何だか不思議な感覚でした。
たった一週間前のことなのに、凄く遠い昔のことのような…。
地下鉄の駅を降り、エスカレーターを上りながら、何気なく明かりの点らないロビーを見上げて、ふと言い様のない寂しさに襲われました。
奥歯を噛んで俯き、息を詰めてしまう自分が、なんだか滑稽でもありました。
あまりに長い夢を観ていた気分です。
さて本題。
本日は今年度最後の講座でした。
昨年秋より全4回講座でしたが、本当に毎回素晴らしい講師と興味深いお話で楽しませていただきました。
来年度もぜひ参加したいなぁと、今からとても楽しみにしています。
で、本日は『落語とオペラ~これであなたも国際人』とのタイトルでの講座。
講師は桂米團治師匠。
もうほんと、笑いっぱなしの講座でした。
だって、出だしから可笑しいもの。
「拍手でお迎えください」との司会の方言葉の後、盛大なる拍手が巻き起こるも、講師の気配なく…。
「…あ、…今しばらくお待ちください;」
準備できてないんかい!!www
中休みの後もほぼ同じことが起こっているしwww
もちろん、高座も講座も面白かったですよ~!
周りの奥様方の笑い方が凄くて、ちょっと参っちゃうところもありつつ;
落語の興りや歌舞伎との縁、そしてちょっと強引かと思いつつクラシック音楽やオペラとの共通点などなど、笑えて感嘆の講座でした。
そして「日本のいいところをきちんと言葉にして言えれば、既にあなたは国際人です!」というお話も「おー、なるほどねぇ」と妙な納得をしてしまいました。
そうだよね、日本のいいところを知らないなんて、勿体ないよね、日本人として!
米團治師匠の言葉を借りて言えば、「日本のいいところは大きく使って小さく仕舞える(畳める)所」だそう。
屏風然り、着物然り、扇子然り、風呂敷然り…などなど、確かにね!
日本人だもの、日本のいいところは残していきたいよね、物に限らず、うん。
もっと日本のいいところを知りたいなぁと思えるお話でした。
まぁ、まずはとりあえず…落語かなw