2009/03/19 (Thu) 18:21:02 新資料を求めて…

お芝居とは少し離れてしまいますが、代休取れた今日、城南町にある『城南町歴史民俗資料館』という小さな資料館へ行ってまいりました。
高速飛ばしても2時間近くかかったんですが、行って良かったです！
今回の展示は『新資料による「天草・島原の乱」－その時、徳川幕府はどう考えたか－』と銘打っての展示でした。
そう、『SHIROH』に関連して、結構気になってる時代の展示だったので行ってみたんです。
天草四郎はもちろん、幕府方の動きがメインの展示でしたので、松倉勝家だの、板倉重昌だの、松平信綱だの、柳生十兵衛だのと、お馴染みの名前がずらりとw
更に「銃弾で十字架を作れ 父なる神がお望みだ♪」の、火縄銃の弾から鋳造したクルスの、実物の展示もありましたwww

今回の新資料は、もっと大きなところで大々的に宣伝して展示してもいいような凄い内容でしたよ。
ただ、全体の資料数が少ないのはネックですね。
関連施設より常設の資料をもっと借り出して、まったく初心者でもわかる展示内容にすれば、もっと人呼べると思うんだけどなぁ。
展示の仕方としては古文書がメインで、慣れない人には取っ付きにくく、とってもマニアックだったと思います…；；

でも、四郎を殺すつもりだった松平信綱が、降ってきた（捕虜）女の証言に基づいて、総攻撃直前に「四郎を生け捕りにしろ」と指示内容を変更した…だなんて、すごくドラマチックですよね！
そこにどんな証言があったのか、何に心を動かされたのか、何故生け捕りにせよと命じたのか…。
芝居に仕立てたら、面白そうだと思うんだけどな～。

事実は小説より奇なり。