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みかの原 わきて流るる泉川 いつみきとてか 恋しかるらむ / 素人目線で、好き勝手に芝居のことを綴るブログ。
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明日は当初の予定を大幅に変更しまして、大川市の法泉寺へ『籠の鳥 ~黄昏、・・・或いは暁の君 徳川十四代将軍 家茂~』という、井口誠司さんのひとり芝居を観に行きます。
実は私、大川市へ行くのは初めてだったりするんですよね。

南筑後って、なんとなく遠いイメージです。
イメージっていうか、実際に遠いです。
会場になる法泉寺へ行くには、電車で約70分、そこからバスで25分の旅。
しかもそのバスがなかなか曲者で、開演予定の14:00に間に合うように行くためには、柳川駅発の12:09に乗らないといけなんです。
そのあとのバスは14:39発だから、それだと開演に間に合わないし…。
12:09のバスに乗るために逆算すると、昼食をとる時間も考慮して、自宅最寄り駅を10:00頃に出る電車に乗車しないとダメですね。

どうせ移動時間がかかることはわかってるし、初めていくところだし、ここはもう小旅行気分で、柳川で鰻でも食べますか!
うん、そうしよう、そうしよう♪

しかし、バスが着いてからが問題。
バス停から会場までは多少距離があるとはいえ、1時間まではかからないでしょうし、さて、どこで時間を潰しましょうかねぇ~(^-^;

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既に季節は過ぎ去り、機会を伺いつつも、観ること叶わず終わった芝居。
『ちょっと観たかったかも…』程度の執着ではなく、『他の何をさておいても!でも、それでも駄目だった!』なんて芝居、今までも幾つかあります。
そしてその中でも、一番最近の芝居でどうしても観たかった芝居。
それは演劇集団キャラメルボックスの『風を継ぐ者』。

たぶん『暁の誓い』と同じくらい観たかった芝居です。
それを逃してしまった今、通常なら『ま、仕方ないか…』と別の芝居で癒されるところなんですが、癒されるどころか日に日に悔しさが募っています…orz
時代物の芝居で、観たいなぁと思った芝居は、やっぱりちょっと無茶をしてでも観ておくべきだと改めて思いました。

キャラメルがYouTubeに上げている『東京版ダイジェストムービー』(↓下のやつです)を観つつ、溜息の日々ですよ。
観る度に、ZABADAK の『駆け抜ける風のように』が沁みます…。

はぁ、DVD出るといいけどなぁ。
2010年の『また逢おうと竜馬は言った』は、今度こそ観てやるんだから!!

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4日(日)14:00~ 「籠の鳥 ~黄昏、・・・或いは暁の君 徳川十四代将軍 家茂~」(法泉寺)井口誠司さん
11日(日)10:00~「ROOM♯F 第二回自主製作映画作品上映会」
18日(日)13:00~ 「クロノス」(ぽんプラザホール)劇団風三等星
22日(木)11:30~「狂言への誘い―現代に生きる狂言」
25(日)14:00~ 「翼をくださいっ!さらばYS-11」(西鉄ホール)ギンギラ太陽’s

今のところこんな感じ?
「籠の鳥 ~黄昏、・・・或いは暁の君 徳川十四代将軍 家茂~」は長いタイトルですが、徳川家茂をモチーフにしたひとり芝居なんだそう。
鳥を育てたりする心優しい少年期を過ごし、無類の甘いもの好きで虫歯だらけだった反面、文武両道で何気に頭も切れる御仁だったとのこと、勝海舟の覚えも良かったらしいですし、早世したのが悔やまれる人材です。
そんな彼を芝居に仕立てたということで、めっちゃ楽しみですよ!

劇団風三等星さんは、主宰兼演出の広瀬さんがキャラメルボックス好きだからなのかどうかは謎ですが、キャラメルの戯曲を結構上演していらっしゃいますね。
そんなわけで(?)18日の「クロノス」は、キャラメルボックスの成井さんの戯曲です。
熱い芝居が観れそうで楽しみにしています。

25日のギンギラは全国ツアー回って、最後の福岡ですよ。
これもまた楽しみ~v

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狭き門より入れ』を観てきました。
うん、文句なく、素晴らしかった!
わーっと発散するタイプの舞台ではなく、じんわりと残る芝居でした。
シリアスな終末論+SF+ちょっぴりホラー+家族愛(人類愛?)、そんな感じかなぁ?

会場に入った瞬間目に飛び込んできたコンビニは、舞台の広さから考えてえらくこじんまりとしたセットだなぁと思ったんですが、始まってしまったらあぁ、なるほど!と。
後ろの席の人が途中あーだこーだうるさいのには閉口しましたが、14列目だったのでサンパレスでの観劇にしては、比較的ストレスなく観ることができました。

何かと笑えるシーンも多いですが、その裏で悲しさや哀れ、憤りなどが其処此処に溢れていました。
特に後半は、会場内で笑いが起こっているシーンでも、とにかく涙ぐみっぱなしでした。
世界の更新についてすべてを悟ってしまった天野(佐々木さん)が、必死に足掻き、もがいている姿にも笑い声が巻き起こっていましたが、私はひたすら涙をこらえて息を詰めていましたよ。

特に、ラスト近く。
世界の更新について何も知らない、自分のことも忘れてしまっている弟に「明日世界が終るとしたら何をするか」と問いかけるくだり。
「家族と食卓を囲んで米を食う」と言った弟にも「うっ」と来たんですが、それを聞いた天野が、売り物のおにぎりを勝手に取って食べ始めた辺りで、うるうるきはじめて…。
さらにそれをふたつにわけて弟に渡し、店内の椅子に座ってテーブルを囲んだ時には、もう涙で舞台が良く見えなかったです…。

まぁ普通に見れば(弟視点なら)、見知らぬ客が自分のコンビニのおにぎりを突然勝手に取って食べ始め、なおかつそれを分けて店長の自分に差し出して、隣に座って食えという…という状態ですから、笑っちゃうところではあるんですけれどね。
でも、弟の「家族と食卓を囲んで米を食う」を聞いた後だったから、そりゃ泣けるでしょう!?
仲違いしたままの父親が死んでしまった今、彼にとって本当に家族といえるのはたぶん弟だけで、だからこそ、たとえ自分のことを忘れてしまっていたとしても、家族として最後に食卓を囲みたかったのかなぁなんて。

そして、今のままではその弟も、世界の更新とともに失ってしまう。
なぜ旧世界に残されるのが自分ではないのか、そう思うと安穏となどしていられない。
けれども、考えて悩んだからといって、その選択を変える術があるわけではない。
世界の更新の真実を知らなかったなら、弟を犠牲にしなければ新世界へ行けないということに気付きもしなかっただろう。
だが知ってしまった今は、知っているということが、大きな枷にすらなってしまう。
無限に思えるパラドックスに陥った感じ、出口の見えない迷宮をさ迷っていると言ってもいいような。
しかも、タイムリミットは刻一刻と迫ってくる。
一体どうすれば弟と立場を入れ替え、皆を救えるのか…。

最後の最後に弟と立場を入れ替えることができ、柱(人柱ってことなのかなぁ?)として旧世界に残った天野が、3年たった後も絶望することなく生きたことを祈ります。
そして、私も明日からはいつ世界が更新されても後悔しないよう、生きたいなぁって思います。
うん、たぶんすぐ忘れちゃうけど;;
あと、コンビニに入るのにちょっと勇気がいるようになったかもしれませんwww

それから、カーテンコールの時、一応楽日だったからか、客席に向かってパンッと花火(?)っていうかなんていうか、ゴールドのテープが舞いました。
舞台上の俳優陣には知らされていなかったのか、佐々木さんなんか本気で驚いていたようでした。
こっちも驚きましたが、楽しかったしきれいだったですv

もういっかい観たいと思える芝居でした。

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ずっと気になっていた芝居がありました。

「籠の鳥 ~黄昏、・・・或いは暁の君 徳川十四代将軍 家茂~」

ずいぶん前にチラシをいただいた、井口誠司さんのひとり芝居です。
モチーフが『徳川家茂』と知って、めちゃくちゃ興味をそそられました。

が、いかんせん、スケジュールが合わず…orz
あぁ、観に行くことは叶わないか。
そう諦めていました。

ところが、10月4日に観に行く予定の芝居が、どうやら私の好みとは大きく外れているらしいとの情報で、チケットを手放そうかと思っていた矢先に、はらりと舞い落ちるチラシが1枚。
何気なく手にすると、件の気になっていた芝居のチラシでした。

あー、これ観たかったんだよね~。
でも、予定が合わなかったんだよね~。
もう公演終わっちゃってるよね~。
そう思いながら上演日に目を走らせました。
そしておもわず、あっと声をあげました。
最終公演日は10月4日。
そう、今まさに観に行くのを止めようとしていた芝居の公演日と、同じ日時だったんです。

これは神の啓示かもしれない!
そんなわけで、急遽観に行くことを決めました。
だって、徳川家茂だもの、気になるじゃないの!
会場は大川市。
遠いし、行ったことない所だし、どきどきですが、頑張ってみようと思います。

そんなわけで告知してみよう。

「籠の鳥 ~黄昏、・・・或いは暁の君 徳川十四代将軍 家茂~」
作・演出 井口誠司/音楽 森洋一
日時:2009年10月4日(日)14:00頃より
会場:法泉寺(大川市大字小保23番地)

kago.jpg

もっちー、どんな風に描かれるんだろうなぁ…。

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