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みかの原 わきて流るる泉川 いつみきとてか 恋しかるらむ / 素人目線で、好き勝手に芝居のことを綴るブログ。
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芝居を堪能したあとの、電車に揺られて帰るこの時間が好き。
ひとつ、ひとつ思い出しながら、受け取ったもの、感じたことなどを咀嚼する時間。
改めて思いを深めたり、思い返して初めて気付いたり、…思い出せなくて凹んだり。

なんか、映像っていい。
舞台とはまた違った面白さ、魅力がありますね。
面白かったし、いろんな刺激を受けました。

まずはイベント自体のことから。

10時開始でラストが14時、インターミッションは15分。
実際にはもっと休憩時間はあったんですが、それでも14時までだとちょっとお腹が空くね。
Bパートの上映中、後ろからお腹の虫が鳴く声が聞こえてきて…。
結構聞こえるもんだなぁとか、頭の隅で考えてました。

入ってすぐ、センターの席を勧められたんですが、センターのスクリーン前にプロジェクターが設置されていたことと、前に背が高い人が座ったら見えないなと考えて、下手通路側に座りました。
経験上、客席に段差がない(パイプ椅子とか)場合、上手または下手寄り、尚且つ前方席の通路側だと、丁度視界に障害物がなくなって見易くなる事が多いと知っていたからの行動でした。
案の定、視界良好。
落ち着いて観ることができました。
会場は席も座り心地が良くて、長時間でも問題なし。
こじんまりしていて、いい会場でした。
客席に高低差がなくて少し見辛いけど、もともと福祉関連の施設だから、床がフラットなのは仕方ないかな。

客層は、多分関係者、身内が殆んどだったのかな。

インターミッション中、アンケートを書いていたら、急に客灯が落ちて焦りました。
プロジェクターの調整を始められたみたいだったけど、その前に一言あるといいね。(今からプロジェクターの調整を行いますので、一時的に照明を落とすことがあります、ご了承ください…とか?

暗闇ではどうしようもないので外に出たけど、ソファー周りには機材が色々出してあるし、作業中か?と思うと傍にも寄れない、そんな状態だから、ソファーにもなんとなく座りづらい…。
まぁ仕方ないか~と、アンケート記入は諦めて別のことをしてました。(ちょっぴり仕事モード
アンケートは帰り際にちょっとだけ書いたけど、書こうと思ってたこと忘れちゃったから、あんまり書いてない。
ほんと、記憶力0は伊達じゃないねッ☆
…あー、ヤダヤダ。
誰か記憶力を分けてください…orz


『EGO RHYTHM』の音楽、やっぱり素敵でした。
台詞がまったくなくて、ずっと映像と音楽だけで進んでいくんですが、それでもきちんと情景が浮かんでくる。
優しいシーンはあったかくなるし、炎に呑まれるシーンはドキドキしたし、想いが溢れてくる感じ。
耳にも心にも馴染む気がする。
って言えるほど聴いた訳じゃないんだけど…。
でも、森さんの音は、やっぱり、好き。

井口さんは、台詞が走りすぎるところがあると思う。
いつも勿体無いと思うのです。
もう少し、丁寧に発することができると、深みが違うと思うんだけど。
たまに凄く上っ面だけを撫でるような台詞があって、とっても残念。
でも、なんだか見てると楽しくなる。
なんだろう、不思議。
応援したくなるんだよね~。
とりあえず、もっと井口さんの芝居を見たいなと思います。

総合的にみて、行って良かったなぁって思いました。
自主製作の映画っていうものに対する印象も、変わった気がします。
舞台と違って映像の作品って、なんだか自分の内面に直接響く気がする。
息遣いが近いっていうか…。
舞台にはそういう芝居がないかというとそんなことはないんだけど、より一層って言う意味で。
…『Drop』の印象のせいかもしれないんだけれど;;
また次の機会があれば、ぜひ観たいです。
Room#Fのサイトを定期的にチェックしようと思います!

本日は目を酷使したため、恒例の(?)頭痛が出てます。
原因はわかっていても薬が効かないので、とりあえず寝て誤魔化したいと思います♪
そんなわけで、早いですがおやすみなさいませ…。

以下、続きはちょっとシリアスな(重いっていうかイタい感じの)お話なので、読まなくても平気。

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映画はたまに観に行きます。
というか、行く時は毎週行くときもありますし、行かないときは1回も行きません。
興味がある映画があれば、とことん行くので、回数にはむらがあります;
さて、自主製作映画。
実は殆ど見たことがありません。
今まであまり気に留めたことがないんだと思います。
それじゃ、なんでいきなり「自主製作映画」なのかと言うと…。

先日『籠の鳥 ~黄昏、・・・或いは暁の君 徳川十四代将軍 家茂~』を観た後、井口さんよりROOM#F『自主製作映画作品上映会』と、市民創作劇『筑紫野ロマン飛行』の告知がありました。

アンケを記入し、会場を出る前にチラシをいただいていこうと見ていたところで、今回のひとり芝居で音楽を担当されていた森洋一さんと、井口誠司さんがこの自主製作映画に関わっていらっしゃると伺いました。
森さんは『EGO RHYTHM』という作品で音楽を担当、井口さんは役者として幾つかご出演とのこと。
森さんの音楽をもう少し聴きたかったなぁ&井口さんは映像にのるとどんな芝居をされるんだろうと思った私は、予定を確認して、チケットを購入させていただきました。
『自主製作映画』って初めてなので、ちょっと楽しみです。

ROOM#F『自主製作映画作品上映会』、興味がある皆様、気になる皆様、当日券あるみたいですよ。
芸術の秋ですし、如何ですか~?

それから市民創作劇『筑紫野ロマン飛行』の方は、井口さん曰く、主役だそうで。(聞き間違いじゃないですよね?
そうなんだ!『財団法人地域創造』の助成なんだ!とか、チラシを見て思ったりしました。(仕事場に届く『地域創造レター』は面白いので毎月愛読してます
筑紫野市文化会館開館25周年&筑紫野市文化協会創立25周年&ちくしの子ども劇場30周年記念の事業のようです。
上演日は2月14日(日)とまだまだ先ですが、仕事が入らなければ観に行ってみようかなと思っています。
…チケット、どこで買えるんだろう;;

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たまに姓(本名)を聞き間違われることがあります。
特に電話。
似た別の姓によく間違えられます。
でも、その姓だと、1文字多い4文字になっちゃうんですよね…。
私の姓は3文字なんですけどねぇ、なんで1文字足されちゃうんでしょうねぇ。
たぶん地名にあるからだと思いますが。

子どものころから「人様の名前を間違えるのは大変失礼である」と言われ育ったので、名前はきちんと覚えられるよう努力をしています。
ただ、こと自分の名前となると、その場で訂正はしても、あんまり気にしないんですよね。

そんなわけで、今日は名前の読み間違いのお話。
昨夜のことですが、大好きな、大好きな役者さんの名前を、読み間違えられたんです。
しかもキャスト紹介で、ですよ!
頭真っ白になっちゃって…凄くショックでした…。

そりゃね、有名じゃないですよ?
まだまだ知名度低い、新人の部類に入る人ですよ?
確かに、役も端役でしたとも。
でもねぇ、キャスト紹介のアナウンスでそれはないですよ~…orz
収録時に誰も気がつかなかったんでしょうか、訂正も入らなかったし…。
あまりの衝撃に、昨夜は不貞寝しました。


そして今日の話。
職場の同僚が、いつも同じ方の名前を間違えます。
その方の姓は2通りの読み方があるんですが、必ず違う方で言うんです。
(小田と書いて「おた」と「おだ」みたいな感じ
毎回こっそり訂正をするのですが、訂正をするのすら段々億劫になるほど、毎回間違えちゃう。
しかも、本人に呼びかける時ですら、堂々と間違える。

そして今日も、電話越しにご本人から訂正を受けたとのこと。
「どっちの読み方もあるし、(どっちでも)いいと思うんだけど…」
そう呟いたのが聞こえて、飲んでたお茶を噴くかと思いました。
そして一気に昨夜のことを思い出し、何とも言えない気分に…。

「まぁ確かにどっちの読み方もあるから、間違いではないだろうけどさ、名前っていうのは決まった読み方があるから、それには従わないと…。たとえばあなたの姓は○○でしょう?でも他人から××って呼ばれたら、違いますよって訂正するでしょ?」
同僚の名前をわざと読み間違った例を出したところ、初めて気がついたといった風で、それは嫌かも…と呟いてました。
自分の身に置き換えてみなくても、そこは気が付いて欲しい所なんですけれど…。
年齢でいうなら20歳近く先輩なんだけどなぁ。
でも、納得してくれたので、次からはもう少し気をつけてくれると信じてます。

教訓。
人の名前を間違えるのは、やっぱり失礼なことだと身に沁みて感じました。
他山の石以て玉を攻むべし。

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さて、やっとお休みの予定が立ちました。
代休だけは溜まっていくのに、それを消化できないジレンマ…。
まだ6月分が残っていますが、それも次の代休で終わりです!
本日22日に代休を申請しちゃいました。
それというのも『狂言への誘い―現代に生きる狂言』へ行くためなのです。
毎月読んでる『Wa』にこの告知があった時、「やった、萬斎さんだ!」と。

今までも何度か萬斎さんの狂言を観ることができるチャンスはあったのですが、仕事と被っていたり、会場が遠すぎたりと、なかなか行くこと叶わずにいました。
でも今回は福岡市内ですし、期日も平日昼間、しかも代休も取ることできたということで、これは行くしかないでしょう!?
最近毎週末芝居関連で出かけているので、土日連続で出かけるのは、家族の目が怖いというのもあります(^-^;
仕事帰りに、チケットも取ってきちゃったもんね♪

明後日はイキウメの『見えざるモノの生き残り』の先行もあるし、秋はやっぱり忙しいなぁ!
…こうして、相変わらず芝居貧乏です…orz

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本日観劇したのは井口誠司さんのひとり芝居「籠の鳥 ~黄昏、…或いは暁の君 徳川十四代将軍 家茂~」です。
先日告知した芝居ですよ。

すごーく早く会場に着いてしまったんですが、その会場は法泉寺というお寺。
これから法事が始まるような様子でしたので一旦通り過ぎ、旧吉原家住宅なんかをじっくり見学したりして時間を潰しました。(といっても、楽しく堪能させていただきましたけど(^-^
13:45になってもまだ法事が続いていたので、入っていいものかどうか躊躇していましたが、井口さんの身内の方かと思われる方々が中へと入られたので、様子を見つつ私も中へ…。

三間続きの和室の奥が一段高くなっていて、そこに上手を枕にしてお布団がひと組、その上手にはキーボードが据えられています。
布団の手前には、ライトが上下に1台ずつ置かれていました。
これが舞台っていうわけですね。
どこに座っていいものか迷いつつ下手側に座っておりましたら、法事が終ると同時に、みなさん会場へ!
わ、すごい、この広いお座敷が満杯ですよ!

そんな中で芝居が開演されたのでした。

まずは芝居の簡単な流れから。

白い布団が敷かれた部屋に、まるで死に装束かと見紛う夜着で現れたのは家茂。
拍子木と附け打ちに合わせ、くるくると場面が変わっていく。
時に、竜馬のもとで幕府相手に船上から砲弾を打ち込んだり。
時に、江戸城で慶喜を将軍と崇め、三百藩の諸侯や老中らとともに傅き。
時に、大権現(家康)の怒りを買い、打ち据えられ…。
人と場所と状況が、目まぐるしくかわっていく。

やがて目覚める家茂、場所は大阪城。
かの件は、病床の彼が見た取りとめのない夢だった。
けれどそこには家茂の苦悩、悔恨、理想が密かに表れている。

勝を前にし、夢の内容を語りだす家茂の話は、次第に思い出話に変わっていく。
そこから流れるように家茂の心情が吐露され、苦悩も晒され、まるで死に際の走馬灯のように話は続き、それが次から次へと冒頭の奇妙な夢にリンクしていく…。


オープニングの曲がとても綺麗で、聴いてる内に泣きそうになりました。
家茂と和宮のことに思いを巡らしたら、余計に泣ける曲ですね。
音楽の制作も演奏も、森洋一さん。
もう一度静かに聴きたいなぁと思いました。
CDあったら買いそうです。(ないけど

まさか附け打ちが入るとは思ってなかったので、とても驚きましたが「こう言うのもいいかも!」と思いました。
ただ、下手側の方からは「附け」の方の姿が見えなかったので、附け打ちが入るっていう心の準備が出来ていなくて、ご高齢の方など飛び上がって驚いてました。
上手側の方は「附け」の方の姿は見えてたのかな?
ご高齢の方にとっては、ちょっと心臓に悪い演出だったかもしれません。

井口さんについて、まずは所作が綺麗な方だなぁと感じました。
ただ滑舌がもうひとつだったかも?
来場者の殆んどがご高齢の方だったので、台詞に聴き取り辛い所があったように思います。
(お客さん隣同士でのセリフの確認なども見られたので…)

前半は緊張からか、セリフが何処と無く空回りしているように感じました。
視線もいまいち定まっていないように見えました。
でも、後半は大分落ち着いてきて、言葉に気持ちが入って来てました。
家茂らしく見えてましたね。

井伊大老との遣り取りの演じ分けは、すごく良かったです。
声音も、視線も、間も。

全体的に、スピード感があるのはとても良いけれど、なんとなく一本調子な感が否めないのは勿体無い気がしました。
(間や演じわけ、附け打ちや音楽、場面転換などで工夫の跡は見えましたが)
セリフを追うので一杯一杯…みたいに感じたのは、きっとセリフの速さや間が、早くて単調だったからかもしれません。
ひとり芝居って、本当に間が難しいですよねぇ。
難しいことだけど、そこが改善できたらもっと整理できて洗練されると思います。

しかし、あの長さのセリフをすべて覚えるってだけでも、本当にすごいですね…。
記憶力が限りなく0に近い私は、それだけで尊敬に値します。

終演後、アンケを書いてご提出。
内容らしきものは何もないアンケですみませんでした…orz

そして予告通り「家茂所縁の菓子」を差し入れさせていただきました。
その品とは「とらや」の羊羹。
上洛したときには、この「とらや」が将軍の菓子御用を承っていたようです。
また、孝明天皇などから家茂に数々の「とらや」の菓子が贈られたようですが、当時と同じ菓子は今販売されていません。
辛うじて家茂が孝明天皇へ送った菓子のひとつが、今も販売されています。
それが羊羹「夜の梅」です。
甘いものがお好きかどうかわからなかったので、さすがに一棹贈るのは多すぎるだろうかと思い、小形羊羹の5本セットを贈らせていただきました。
…足りなかったかも;;


これからもっといい芝居を見せていただけるんじゃないかなぁって、期待が高まりました。
ひっそり応援しつつ、楽しみにしています。
 

というわけで、さらにチラシをいただいてきました!
10月11日、12日に行われる自主製作映画上映会にて上映される作品にも、井口誠司さんがご出演とのこと。
さらに「EGO RHYTHM」という作品の音楽は森洋一さんがご担当。
チケットもその場で買っちゃったし、こちらも楽しみにしています。
もう1作品のチラシのことも含めて、改めて後日告知してみようと思います。

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